離乳食の中で、最も頭を抱えるのが「進め方」です。「準備期」から始まる離乳食も「初期」「中期」「後期」「完了期」と区分され、その月齢によって量や調理方法もさまざま。育児書どおりに進めたのはいいものの、赤ちゃんが便秘or下痢になった・・・というトラブルも。成長や発達に個人差があるよう、離乳食の進め方も赤ちゃんによってさまざま。育児書やマニュアルに惑わされず、赤ちゃんのペースに合わせて進めていきましょう。
2〜4ヶ月を目安として、離乳食の「準備期」に入ります。果汁や麦茶、野菜スープといった母乳(またはミルク)以外の味に慣れさせましょう。また、スプーンを使うことで離乳食の練習にもなります。濃い果汁は下痢の原因にもなるため、湯冷ましなどで薄めたものを1さじから始めます。慣れてくるにつれ、味と量を調整しましょう。1日1000ccの母乳(またはミルク)に対し、果汁などは1日1〜2回を目安とします。
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5〜6ヶ月を目安として、離乳食の「初期(ゴックン期)」に入ります。舌で送った食べ物を飲み込めるようになることから、噛まずに飲み込めるドロドロ(ポタージュ)状の食事を与えましょう。ダシ以外の調味料は使わずに、穀物や野菜類から始めます。また、量もスプーン1さじから徐々に増やしていきましょう。1日600〜800ccの母乳(またはミルク)に対し、離乳食は1日1〜2回を目安とします。
7〜8ヶ月を目安として、離乳食の「中期(モグモグ期)」に入ります。舌の動きが活発になり上顎と舌で食べ物を潰せるようになることから、与える食事は豆腐くらいの硬さを目安にしましょう。鶏ひき肉や赤身魚も食べられるので、メニューの幅も広がります。また、調味料も使えますが、基本は薄味としましょう。1日600ccの母乳(またはミルク)に対し、離乳食は1日2回を目安とします。
9〜11ヶ月を目安として、離乳食の「後期(カミカミ期)」に入ります。食べ物を歯茎で噛み潰せるようになることから、与える食事はバナナくらいの硬さを目安にしましょう。自我が芽生えることから、「手づかみ食べ」が多く見られます。野菜スティックやパンケーキなど、赤ちゃんが手づかみしやすいメニューを考えましょう。1日400ccの母乳(またはミルク)に対し、離乳食は1日3回を目安とします。
11〜15ヶ月を目安として、離乳食の「完了期(パクパク期)」に入ります。舌が自由に動き歯も生えて摂食活動が活発になることから、与える食事は肉団子くらいの硬さを目安にしましょう。大人と同じような食事が出来るため、色々な味に挑戦させましょう。ただし、基本は薄味ということを忘れずに・・・。1日300〜400ccの牛乳(またはミルク)に対し、離乳食は1日3回を目安とします。
離乳食が始まったとたん「便秘」になるのは、本人の消化能力を超えた量を与えている証拠です。この「便秘」にも2種類あり、野菜が多い場合はコロンコロンのウンチになりがち。逆に、動物性の高カロリー食を摂取しすぎると粘土状のウンチになります。このように日頃から「ウンチ」を観察し、赤ちゃんの体調と相談した上で離乳食を進める方法もありますよ。育児はマニュアルどおりにいかないもの、離乳食も同様です。周りの情報にとらわれず、赤ちゃんのペースに合わせて進めていきましょう。
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