離乳食の基礎知識

赤ちゃんにとっても、ママにとっても「最初の一歩」となる離乳食。最初は大変でもすぐに慣れ、慣れた頃にはもう卒業・・・と、子供の成長はつくづく早いもの。そんな離乳食を作る前に、まずは離乳食の基礎を学んでみませんか? 
基本を知ることで、離乳食に対する取り組み方が変わってくるかも知れません。「美味しく」かつ「栄養満点」な離乳食で、赤ちゃんの健康を支えましょう。

「離乳食」と「ベビーフード」の違い

この2つは手作りか否かの違いではなく、日本語か英語かの違いでもありません。日本ベビーフード協議会では、「乳児および幼児の発育に伴い、栄養補給を行うとともに、順次一般食品に適応させることを目的として製造された食品をいう。(『ベビーフードの定義』より)」と定められています。要するに、離乳のための食事すべてを「離乳食」とするのに対し、「ベビーフード」はあくまで離乳を補助する目的で市販される加工食品を指します。


ベビーフードとは

ベビーフードは、母乳やミルクといった乳汁栄養から幼児食に移行する過程で、赤ちゃんの発育に伴った栄養補給を行います。また、「咀嚼(噛む)」の練習や「味」を覚えさせるなど、赤ちゃんの機能発達を手助けする食品でもあります。特長としては対象月齢に見合った製法や幅広い品数があげられ、普段は調理しにくい「レバー」などもメニューに取り入れることができます。また、離乳食を作る時間がないときや品数を増やしたいとき、外出や旅行時などにも頼れる一品となるでしょう。

ベビーフードの種類

市販されているベビーフードも、今やその数500種類にのぼるとか・・・。そんな数多くあるベビーフードですが、一体どんな種類があるのでしょう? ここでは、ベビーフードの種類について調べてみました。

ベビーフード【乾燥品】

果汁やスープから始まり、穀物、果物、野菜などがあります。乾燥品では水を加えて加熱させた「アルファデンプン」が使われ、湯で溶くだけで簡単に作れるというメリットも。濃さが自由に調節できるうえ滑らかな食感から、離乳食初期に適した食品とされています。

ベビーフード【フリーズドライ】

1980年代に日本で開発された離乳食製品で、食材の組織がそのまま保たれる製法となっています。湯を加えるだけで出来立ての味が楽しめ、乳児の食欲によって量を調節することも可能。長期保存が可能ですが、価格は比較的高めとなっています。

ベビーフード【瓶詰め製品】

液状のものから裏ごし(ペースト)タイプ、ツブツブ状のものまで、バラエティに富んだ種類が特長ともいえます。裏ごしタイプは離乳食初期、ツブツブ状は離乳食中期〜後期と月齢に伴って使い分けることが可能。

ベビーフード【レトルト製品】

レトルトカレーなどと同様、調理済み食品を容器でパックしたものです。加熱殺菌時間が短いことから調理形態や風味が維持され、味もよく保たれます。数あるベビーフードの中でも、味に重点を置くならばレトルト製品がベスト。

離乳食にベビーフードを使いますか?

ベビーフードの需要が高まる近年、1〜10まで全てをベビーフードに頼っている・・・というママもいるのでは? そんな中、日本には昔からの育児観が依然として根強いことも事実。「手塩にかけて育てる」という言葉があるように、離乳食も100%手作りでなくてはダメというママもいるでしょう。どちらがいいとも悪いともいえませんし、全てをベビーフードに頼ることもおすすめしません。個人的には、たまには家事を休みたい・・・と外食するように、時には離乳食作りをお休みしたい・・・とベビーフードに頼るもよし。また、ベビーフードを上手に活用して、メニューの幅を広げるのもよしだと思います。さて、みなさんはどのようにベビーフードを活用していますか? また、どのくらいの頻度で使っていますか?


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