離乳食を食べない子供たち

離乳食が始まると同時に、新たな悩みが勃発・・・こんなママも多いのでは??
「離乳食を食べない」「離乳食が進まない」「離乳食を急に食べなくなった」などと、離乳食に関する悩みはつきません。離乳食はわが子の成長を実感できるとともに、不安や悩みの種ともなりかねません。
そんな離乳食は、いわば「育児の難関」ともいえるでしょう。

急増する「離乳食を食べない」子供

少食、食べムラ、遊び食べなどと、離乳食に関する悩みはさまざま。さらにひどくなると「離乳食には見向きもしない」「一口も食べない」といった悩みまであります。離乳食初期はもちろんですが、後期(1歳前後)ともなると食べない子供が急増。このように子供が離乳食を食べないと、親はさまざまな不安要素を抱えることに・・・。子供が離乳食を食べない理由はさまざま。その理由を1つ1つ解決し、赤ちゃんが離乳食を食べてくれる日まで気長に待ちましょう。


離乳食を食べない理由

子供が離乳食を食べないのには、「お腹が空いていない」「遊びたい」といった理由のほかに「食べにくい」という理由があります。ここでは、そんな「食べにくい」という理由に重点をおいて調べてみました。

離乳食を食べない理由【味が苦手】

赤ちゃんには、本能的に「喜ぶ味」と「苦手な味」があります。「喜ぶ味」には「甘み」があげられ、生きるために必要なエネルギー源(糖質)を補充できる食べ物として本能的に喜びます。逆に「苦手な味」としては、自然界で毒を意味する「苦味」と食品の腐敗を意味する「酸味」があげられます。離乳食を作る際、まずはママが味見をして赤ちゃんの「苦手な味(苦味と酸味)」をチェックしましょう。

離乳食を食べない理由【硬さや大きさが苦手】

赤ちゃんの発達に離乳食の形態が合っていない・・・これが「食べない」理由のほとんどです。硬すぎor柔すぎ、大きすぎor小さすぎ、パサパサしているorドロドロしているetcと、赤ちゃんにとって「食べにくい」離乳食を作ってはいませんか? マニュアルどおりに作ったとしても、それがわが子に合っているかとなると別問題。赤ちゃんが好む離乳食の形態を把握しましょう。ただし、柔らかくしすぎると噛む力が発達しないだけでなく、丸飲みの習慣がつく可能性も・・・。

 

離乳食を食べないと栄養が不足する?

「食べる量が少ない」「まったく食べてくれない」という不安とともに、「栄養は足りてる?」「発育に問題はないの?」といった心配も尽きません。そんな時は一呼吸おいて、ちょっとわが子の成長ぶりを見てみましょう。順調に発育していて機嫌もよく、毎日元気に動き回っている・・・そんな様子が見られれば大丈夫。もし少食だとしても、それはその子にとっての適量であって栄養は十分に足りています。ただし、離乳食を食べないからといって、母乳やミルクに頼り過ぎるのも禁物。量を調節して、離乳食が食べられるよう工夫しましょう。また、「離乳食を食べないと貧血になるの?」という心配も多く見られます。乳児期〜幼児期にかけては、健康な子供でも鉄欠乏性貧血になることがしばしば。貧血は栄養の摂り方以外にも、さまざまな要因(感染症など)が重なって発症します。よって、離乳食の進め方だけが原因で発症するというものではありません。食べる量が少ないのであれば、栄養バランスのよい離乳食を心がけましょう。

コラム:遊び食べについて

離乳食は、赤ちゃんにとっても初めての連続。「食べる」という動作自体に好奇心を刺激され、遊びの一環として捉えます。わが子も離乳食中期(7〜8ヶ月)頃から「遊び食べ」が始まり、食べ物をグチャグチャにしてはポイッと投げていました。最初は「うわぁ〜!!」と思いましたが、人間に備わる五感をフル活用して食べる・・・ということを知ってからはとても頼もしく思えます。そして、離乳食も後期(9〜11ヶ月)に差し掛かった現在、離乳食を手づかみで食べさせるようにしました。私が選んだものをスプーンで与えるのではなく、自分の意思で「コレが食べたい」と思ったものを好きなように食べさせています。「遊ぶ」ことに必死になっていたわが子が、今は「食べる」ことに必死になっています。その姿は、まさに「生きる」ためそのもの。部屋は散らかり、手もベタベタ・・・でも、「食べる」意欲だけはピカイチです。離乳食を食べてくれない・・・と悩んでいるママも試してみては?


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