離乳食とおやつ

子供から大人まで、みんな大好きな「おやつ」。そんな「おやつ」は赤ちゃんも大好きで、喜ぶ姿を見たいがためについついあげがち。
しかし、未熟なからだの赤ちゃんにとって、おやつをあげるか否か・・・という問題はとても重要なテーマ。そこで今回は「いつから?」「なにを?」「どのくらい?」という、おやつに関する疑問についてまとめてみました。

おやつはいつから?

多くの赤ちゃんは生後5ヶ月くらいから離乳食をはじめ、「飲む」食事から「食べる」食事へと時間をかけて進めていきます。そんな離乳食にも慣れ、1日3回食(朝、昼、晩)になった頃(離乳食中期〜後期、9〜10ヶ月頃)がおやつを始める目安とされています。しかし、この時期の赤ちゃんにとっておやつは栄養的に必要なく、大切なのはやはり離乳食です。おやつが栄養面で役割を果たすようになるのは、体格の割にエネルギーを要す1歳過ぎ(離乳完了期)。この頃になると、1日3食では足りないエネルギーをおやつで補う・・・という「おやつ」本来の意味を成します。


離乳食のおやつってなに?

毎日の離乳食作りや日常の家事で大忙しというママにとって、おやつは簡単に済ませたいもの。そこで、時間も手間もかからないベビーフード(以下BF)おやつはいかがですか? 最近では材料や栄養価に配慮された商品も多く、さらには不足しがちな栄養素(鉄分やカルシウムなど)をプラスしたものまで出ています。おせんべい、クッキー、クラッカー、蒸しパンなどとバリエーションも豊富。また、おやつを手作りしたい場合には、電子レンジを活用しましょう。それではさっそく、誰でも簡単に作れるレシピを見てみましょう。BFを活用したのはもちろん、電子レンジであっという間に作れるおやつのレシピもありますよ♪

レシピ1【フルーツ蒸しパン】

  • 1. 湯でもどしたレーズン3gを粗く刻む。
  • 2. BF「レンジケーキの素」を牛乳15mlでダマにならないように混ぜ、1とBF「りんごのうらごし」を加えてさらに混ぜる。
  • 3. 電子レンジ(500w)で1分加熱したら『フルーツ蒸しパン』の出来上がり♪

レシピ2【煮りんご】

  • 1. りんご1/4個の皮をむき、薄切りにする。
  • 2. ボウルに1とバター小さじ1/4、砂糖小さじ1/2、レモン汁少々を入れてラップする。
  • 3. 電子レンジ(500w)で4分加熱したら『煮りんご』の出来上がり♪

おやつは何時?

1日1回、小腹がへっている時間(午後3時くらい)に食べるのが基本です。しかし、食事(離乳食)をしっかり摂るようであれば1日2回(午前10時と午後3時)でもいいでしょう。食事と同じように、時間をしっかり決めてあげることも大切です。また、おやつの量は、食事にひびかない程度にとどめましょう。ちなみに、おやつは漢字で書くと「お八つ」です。午後3時に食べるのに、8(八)という数字が入るのはなぜでしょう? 江戸時代では、時間を2時間ごとに区切って「九つ」〜「四つ」というように数えられていました。当時の3時は、2時から4時の間として「八つ」と呼ばれていたことから「お八つ」=3時のおやつとなったそうです。子供に「なんでおやつは3時なの?」と聞かれたとき、これで答えられますね♪

 

おやつで注意することは?

大人が食べるお菓子には塩分や脂肪分、香辛料、添加物などが多く含まれています。これらは未熟なからだの赤ちゃん(子供)にとって、大きな負担となりかねません。子供には子供のおやつを与え、大人のおやつは子供の目の届かないところに置きましょう。また、味の濃いおやつ(市販のお菓子など)を与えることで、薄味のベビー用おやつを食べなくなる可能性も・・・。市販のお菓子は、なるべく控えるようにしましょう。

コラム:離乳食とおやつ

我が家のチビちゃんも、おやつが大好き! とくに、「赤ちゃんせんべい」と「赤ちゃんクッキー」は大好物。ある日、私が冗談で「それ、ちょうだい」というと、「いいよ」と言わんばかりにクッキーをくれました。「うわぁ、ありがとう!」とパクッと一口で食べたところ・・・それが間違いのもとでした。泣くわ、怒るわの大騒動、しまいに私の顔をバシバシと叩いては「キ〜〜〜!!!!!」と大暴れ。こうなったら、手の付けようがありません。離乳食で暴れるならまだしも、おやつでもこう来るか・・・としばし呆然。そんな大乱闘を終えたチビちゃん、その後も黙々とクッキーを食べ続けていました。子供って・・・ある意味すごい。


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