離乳食と食育

「食育」とはいっても、なんら難しいものではありません。
食べ物の味や食感を感じつつ、それらに感謝する・・・これも立派な「食育」の一環です。
これらの「食育」を周囲の人が取り入れると、赤ちゃんは自然に食育を身に付けます。
離乳食も、赤ちゃんにとっては大切な食事。 ママやパパと一緒に、離乳食期から食育を学んでいきましょう。

離乳食期の食育とは

離乳食がスタートした赤ちゃんにとって、食事はとても大きな関心事。母乳やミルク以外の食べ物を五感で味わう・・・赤ちゃんにしてみれば、まるで「未知の世界」です。そんな離乳食期の赤ちゃんにとって、どんな食育をすればいいのか。答えは簡単です、それは「食事の楽しさ」を教えること。楽しみながら好きなように食べる、これが「食」の第一歩であるとともに、初めての「食育」となります。遊び食べに悩むママも多いのですが、これは食事を楽しんでいる証拠。怒ったりせず、「おいしいね」「楽しいね」と優しく声をかけてあげましょう。


楽しい食育

有名なシェフが離乳食を作ったとしても、その味だけに夢中になる赤ちゃんはいません。なぜなら、赤ちゃんは離乳食を「味わう」のではなく、「楽しむ」からです。手間隙かけて作った離乳食にしろ、赤ちゃんにしたらそんなことはお構いなし。『せっかく作ったのに・・・』と落ち込まず、ちょっと違った視点からわが子を見てください。ほら、離乳食を楽しんでいるでしょう? 楽しくない食卓なんて・・・と思うのは、私たちだけでなく赤ちゃんも同じ。「食事=楽しい」ということを、赤ちゃんは小さいながらにわきまえています。そんな赤ちゃんにとって最も必要な「食育」は、笑顔で食卓を囲むことかも知れません。

バランスのいい離乳食

離乳食期に栄養バランスのとれた食事を与えると、赤ちゃんにとってそれが「当たり前」の食習慣となります。他のさまざまな食習慣(おやつは1日1回など)も同様です。このように、離乳食期は味覚を形成するだけでなく、食習慣を身に付けるうえでも大切な時期。バランスのよい食事を与え、そのような食事に慣れさせるのも大事な「食育」の1つといえるでしょう。和食が健康食とされる今、この時期から「主食、一汁、二菜」を与えるのも1つの手かも知れませんね。

 

親子で学ぶ食育

さて、赤ちゃんはなぜ離乳食が楽しいのでしょう? それは、赤ちゃんの大好きな人(ママやパパ)がそばにいて、「おいしいね」「上手ね」と声をかけてくれるからです。そう、離乳食は赤ちゃん1人が楽しむものではなく、親子ともども楽しむもの。我が家ではコップやスプーンが飛んでくるだけでなく、手で潰された離乳食が空を舞います。最初は「ちゃんと食べて〜!」と思っていましたが、こうなったら親である私も楽しむほかありません。そうこうしていると子供もお腹が空くのか離乳食を食べ始め、最後にはキレイに完食。また、うどんやパスタといった麺類のときは、まずは私が「チュルッ」と1本食べることで自分も同じように食べ始めます。赤ちゃんは離乳食が楽しいのと同時に、ママやパパと一緒に楽しみたいのでしょう。そんな赤ちゃんの気持ちを尊重してあげるのも、「食育」といえるのではないでしょうか?

離乳食に行事食を取り入れよう

節分やひな祭りといった日本伝統の年中行事に、「食」はつきもの。これらの「行事食」を子供に教え、伝える・・・これも大切な食育の一環といえます。そんな行事食を離乳食にも取り入れ、楽しみながら食育を学びましょう。ここでは、3月3日のひな祭りで作られる「チラシ寿司」のレシピを紹介しようと思います。ちなみに、こちらは離乳食完了期(1歳〜1歳半)向けのメニューとなっているのであしからず・・・。

お子様チラシ【作り方】

  • 1. 茶碗1/2杯のご飯を用意する。
  • 2. 1に細かく刻んだ菜の花とシラス、黒ゴマを混ぜる。
  • 3. 2に錦糸卵と刻みのりを散らしたら「お子様チラシ」の出来上がり♪

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